不労所得の夢
連日、シェアハウス運営会社の破綻のニュースが報じられています。
ハタから見ると、破綻すべくして破綻したようにも見えますが、投資をした当事者は奈落に突き落とされた気持ちでしょう。
このニュースを聞いて、もし自分が、ファイナンシャルプランナーとしてシェアハウス投資の相談を受けたら、どのようなアドバイスをしたであろうかと考えます。
ファイナンシャルプランナーは、個別の投資案件の是非を判断すべきではありません。
従って、投資するのことで想定されるリスクとオポチュニティをあげ、リスクが実現した時の影響があまりにも大きく、取り返しがつかなくなる可能性があることを説明することくらいしかできないのかもしれません。
この程度の説明では、不労所得の夢を見る人の心には響かないでしょうね。
いうまでもなく投資は自己責任なので、これで良いのかもしません。
リスクの大きさを正しく測り、冷静に判断することの大切さを改めて痛感する事件でした。