専業主婦の選択
個人型確定拠出年金(iDeCo)は専業主婦でも加入できます。
拠出限度額は2.3万円/月(27.6万円/年)
iDeCoのメリットは、
①拠出額全額所得控除の対象
②運用益非課税
③受取時公的年金等控除・退職所得控除の対象
であり、
その中でも最大のメリットは①でしょう。
しかしながら、課税所得のない専業主婦は、①のメリットを享受することができません。
今年から積立NISAが導入され、20年間にわたり年間40万円まで上記②のメリットを得られるいま、個人的には、あえて制約の多いiDeCoを選ぶ積極的な理由がありません。
専業主婦の掛金を拠出するのはその扶養者である場合が殆どでしょう。
それを考えれば、扶養者の所得控除となってもそれほどおかしい理屈ではないようにも思えるのですが…
全額といわず、せめて半額でも扶養者の所得税額控除となれば私は喜んでやります。
それとも、そうすると女性の働き手確保に逆行する施策となってしまうということなのでしょうか?